2010年8月14日土曜日

外国為替相場の変動理由

国家間の通貨の交換比率である為替レートは、
取引が行われている限り変動を続けています。

市場で通貨の交換レートを決めているのは、
その通貨に対する需要と供給のバランスです。

片方の通貨が多くの人に求められ、
もう片方の通貨が必要なくなった時、
人々はいらなくなった通貨を売って欲しい方の
通貨を買います。

この時欲しい方の通貨の価値は上がるため、
交換比率変動します。

求める人の多い通貨の価値は上がりますし、
逆にいらない通貨は手放されて価値が下がります。

売るものと買うものとの力関係で
価値が変動するのは外国為替相場に限らず、
実際に物を売買する場面でもありがちです。

通貨の場合、需要と供給のバランスに
大きな影響を与えているものに
ファンダメンダルズ要因があります。

これは国の経済成長率や労働生産性の伸び、
卸売物価などのことで、その国の基本的な
経済力を現します。

貨幣の価値が上がる国はこのような数値が高く、
よりよい成長性が見込める国です。

これに対して、大きな自動車会社などが
行う輸出決済や、海外企業買収などで
一時的に巨額な外貨の移動があった時は
一時的に為替は変動します。

これは実需要因と呼ばれるもので、
経済の動きによって発生した外貨の動きに
相場が連動する場合です。

経済だけでなく、大きな自然災害や事故、
政変や首脳交代などの政治的な要因も
為替レートの変動因子になります。

経済に影響がありそうなものは
何でも為替変動の要因になりえます。

戦争はその最たるものです。

たとえば市場には『有事のドル買い』
という言葉があります。

言葉の通り、世界のどこかで自然災害や国家間の戦争、
紛争が発生するとドルが必要となり
価値があがることを示しています。

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